通販でキャットフードを買う時の注意点

キャットフードの購入に通販を利用することは、今やスタンダードといえるでしょう。本記事では、通販でのキャットフードを購入する場合の注意点を詳細に解説していきます。

通販で買えるキャットフードの注意点

近年では、インターネット通販で数多くのキャットフードが購入できます。実際に、愛猫のキャットフードを普段から通販で購入されている飼い主さんもいるかと思います。
しかし、通販でキャットフードを購入することは、スーパーやホームセンターで購入するのとでは勝手が違います。通販でキャットフードを購入する際には以下のような注意点があります。

悪質なキャットフードが多い

通販で購入できるキャットフードの中には悪質なものが多いです。むろん、通販でも大多数のキャットフードは良質なものではありますが、インターネットには数えきれないほどの種類のキャットフードが売られていますので、中には悪質なものもあるということです。
例えば、原材料の表記ラベルを偽装したり、生産国を偽ったりと、メーカーそのものが悪質業者であることが往々にしてあります。

賞味期限がわからない

インターネット通販で売られているキャットフードは原材料や内容量が商品説明に記載されていますが、「賞味期限」は載っていません。
そのため、自宅に届くまで賞味期限がいつまでなのか把握できないという盲点があります。特にセール品などは、賞味期限が短いものが比較的多い傾向にありますので注意が必要です。

通販でキャットフードを選ぶコツ

通販でのキャットフードの購入は、店頭で買うよりも情報量が少なく、悪質業者の被害に遭ってしまうリスクがあるため、より注意する必要があります。
そこで、通販でキャットフードを選ぶコツを以降でご紹介します。

輸入方法を確認する

通販では海外からの輸入品もあります。このような輸入品には、大きく分けて「正規輸入」と「並行輸入」の2種類があります。
正規輸入品はメーカーと直接契約を結んで輸入するので、信頼度は比較的高いです。対して並行輸入品は、バイヤーが直接海外に赴いて購入したものを日本に持ち帰って販売しているものです。
並行輸入の方がやや割安で購入できるというメリットがあると同時に、輸入ルートの信頼性が低いため、キャットフードの品質に問題があるケースが少なくありません。
安全を第一に考えるなら「正規輸入品」と記載されているキャットフードを購入するのが無難です。

大量買いをしない

店頭販売よりも手軽に購入できる通販だと、ついまとめ買いをしたくなってしまうかもしれませんが、やめておいたほうが良いです。
前述したように、通販のキャットフードは賞味期限が記載されていないので、短い賞味期限のキャットフードが大量に届けられてしまうと処理しきれなくなる恐れがあります。
普段与えているキャットフードの量を鑑みて、必要最低限の量を購入するようにしましょう。

HPを入念にチェックする

これまで買ったことのないキャットフードや、通販でしか売られていない知名度の低いキャットフードを購入する場合は、メーカーの公式HPを入念にチェックしましょう。
知名度が低くても、原材料にこだわった良質なキャットフードを製造している企業なら、しっかりとしたHPで原材料の産地や添加物の有無などの情報がわかりやすく記載されています。
逆に、公式HPが存在しない、あるいはHPの作りがいい加減、記載されている内容が薄いような印象を抱かせるメーカーのキャットフードは避けた方が良いでしょう。

通販でキャットフードを購入するメリット

通販でキャットフードを購入することは、店頭販売よりもリスクが高く、より慎重な姿勢を要します。しかし、それでも通販には店頭販売にない以下のようなメリットがあります。

様々なキャットフードが手に入る

通販では、様々な原産国、原材料のキャットフードを手にいれることができます。インターネットの世界には、店頭には出回らないようなキャットフードもたくさんあります。
特に高級食材を使用した「プレミアムキャットフード」や、穀類不使用の「グレインフリーキャットフード」、ラム肉や鹿肉などの珍しい食材を使用したキャットフードなど、近所のスーパーやホームセンターでは購入できないキャットフードも通販なら簡単に手に入ります。

持ち運ぶ手間が無い

キャットフードというのは容量が多いのものだと7kg以上のものがあるので、店頭販売での購入だと持って帰るのに苦労することもあります。
その点、通販なら自宅に直接届けてくれるので、車を持っていない飼い主さんや女性の飼い主さんの強い味方といえるでしょう。

まとめ

通販は様々な種類のキャットフードが手軽に購入でき、場合によっては店頭よりも割安に買えることもあるのでとても魅力的です。
しかし、同時に悪質業者の存在や賞味期限など独自のリスクもありますので、入念にリサーチをすることが重要です。